アーティスト

蒲原 凪×田羅 義史×村田 優大

田羅 義史
《Food Hood》2023年、「MITTSU PROJECT」、Spiral(東京)

田羅 義史
《Life Beat》2022年、「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2022」、六本木ミッドタウン施設内(東京)
撮影:Ryusuke Watanabe

田羅 義史
《Tree of Life》2021年、「3331 ART FAIR 2021」、3331 Arts Chiyoda(東京)

村田 優大
《土の居場所》2023年、「緑と道の美術展2023」、黒川緑地(神奈川)

村田 優大
《始まりのところ》2022年、「育波芸術祭2022」、遊休農地(兵庫)

村田 優大
《この大地の上の僕ら》2020年、「第64回金沢美術工芸大学 修了制作展」、21世紀美術館(石川)

蒲原 凪×田羅 義史×村田 優大かまはら なぎ×たら よしふみ×むらた ゆうた

私たちは縄文・道具・土をテーマに掲げ、デザイナー、科学美術者、美術家とそれぞれ異なる活動を行っていました。
かつて「むこうやま」と呼ばれた六甲山という場で、海から山へと登ってきた土地の記憶を自然に還そうと思い立ち、ユニットを組みました。泥舟は、自然の循環に生きた縄文文化を現代に運ぶための道具であり私たちにとっての儀式です。

アーティストインタビュー

蒲原 凪かまはら なぎ

1994年 東京都出身、神奈川県在住
2017年 武蔵大学 人文学部ヨーロッパ文化学科 卒業

台日の混血。大手通信会社に入社後、複数のボトムアップ型新規事業を立ち上げ。社内外の様々なプロジェクトに参画し、クリエイティブディレクター/デザイナーとして事業企画・開発、コンセプト設計から制作まで幅広く行ってきました。
縄文時代における自然との関わり方、縄文土器や土偶に代表される創造の精神、原初的な生の強さなどに魅力を感じ、それらのエッセンスを現代社会に即した形で再解釈・実装する「ネオ縄文」を掲げています。
本作が初のアート制作。時空を超えたつながりや不思議さ、あわいを感じられる作品をめざします。

田羅 義史たら よしふみ

1994年 広島県出身、神奈川県在住
2019年 東京藝術大学空間演出研究室修士課程修了

科学美術者。いつもの不思議に気づく為の装置としての道具を制作し、アートとデザインの境界を探っています。
好奇心を育む為、ワクワクする体験について研究し、アートとデザインの視点で日常の不思議を掘り出し毎日を新しくする作品を提案します。
作品は誰もが持っている、発見する喜びや、ふとした当たり前の中にある違和感にそっと気づき、ちょっと笑える秘密道具です。必ずしも誰かの、何かの役に立たつことではなくても、素材と世界の新しい見え方に挑戦しています。
初めは用途がなかったトランジスタが今ではPCや携帯にも使われることだってあったように、存在自体が何かの可能性の欠片を一緒に見ていただけると嬉しいです。

主な展覧会歴

2024年
「MITTSU PROJECT(みっつプロジェクト)」Spiral(東京)
2022年
「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2022」Tokyo Midtown(東京)
2020年
「六甲ミーツ・アート芸術散歩 2020」兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)(神戸)

主な受賞歴

2022年
「15th SHACHIHATA New Product Design Competition」審査員賞
2019年
「第20回 CS デザイン賞」学生部門 銀賞・エリア マネジメント協議会賞
2011年
「Doodle4Google」Googler賞

村田 優大むらた ゆうた

1994年 東京都出身、在住
2021年 金沢美術工芸大学大学院彫刻専攻修了

存在や居場所を実感しようと、日々土を用いての作品制作を行なっています。

主な展覧会歴

2024年
個展「手中の世界」GALERIE SOL(東京)
2023年
個展「きっと明日もおはよう」彗星倶楽部(石川)
2022年
「育波芸術祭2022」遊休農地(兵庫)
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