アーティスト

岡田 健太郎

《色ずく景体》2023年、平塚市美術館テーマホール
撮影:望月小夜加

《白い景体》2023年、「重なる景体」、平塚市美術館

《月と水脈、地下》2022年、「第17回 鹿島彫刻コンクール」鹿島KIビル
撮影:中嶋浩二郎

岡田 健太郎おかだ けんたろう

1977年 岡山県出身、神奈川県在住
2002年 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業

鉄やステンレスに塗装をした素材で、風景をモチーフに網状の構造の彫刻を制作しています。モチーフとなる形は、私が普段の生活の中で気になる物事や、記憶の中の景色から抽出したもので、それらをシンプルにした形を組み合わせています。金属の丸棒を切断、溶接を繰り返し、五角形を基本に網状につなげていきます。丸や月、山などの形を自由に組み合わせ、一つの内側がみえる塊にして色付けします。大学時代から金属、石材を用いた彫刻を軸にした制作を続けてきました。そのころから内側に空間を持った形や、素材とのやり取りに重きを置いた仕事に興味がありました。ここ数年は、環境の変化から金属がメインですが、人と景色の奇妙な関係がなす形、宇宙から埃まで大小いろいろな景色の関係を日々探っています。

アーティストインタビュー

主な展覧会歴

2023年
個展「重なる景体」平塚市美術館テーマホール(神奈川)
2022年
グループ展「第29回UBEビエンナーレ」ときわ公園(山口)
2022年
グループ展「Protean」ギャラリーnoir/NOKTA(静岡)

主な受賞歴

2022年
「第29回 UBEビエンナーレ」宇部市商工会議所賞
2022年
「第17回 KAJIMA彫刻コンクール」実物制作指定入選
2019年
「第28回 UBEビエンナーレ」宇部興産グループ賞
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