作品

35

fernsehen

展示施設 : ミュージアムエリア 六甲高山植物園

池ヶ谷陸+林浩平+上條悠

アーティストコメント

六甲とベルリン。いずれも荒廃と再生の記憶をもつ土地に設置された、この双子のような彫刻は、視線を交差させる装置として遠く離れたふたつの風景を結ぶ。「遠くを見る」というふるまいが、視線の跳躍を可能にし、都市と自然、異なる時間と場所に新たな視野をひらく。その広がりは、他者を想像し、未来と向き合う契機となるだろう。この作品に込められた問いは、私たちのまなざしに新たな奥行きを与えるかもしれない。

鑑賞パスポートの購入はこちらから